Photo of the Day

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2001年7月1日(日) モーニングコーヒー
ペンタックス・Optio 330
(小さい。でも、小さいけれど不思議と重いカメラだなあと感じさせてしまう。ちょっとソンしてる。ボディデザインはもっとシャープなほうがいいような気もする)



久しぶりの良い天気になりそうで、さて本日は、立川のほうに撮影に。
デジタルカメラが2台、銀塩一眼レフが1台。
デジタルカメラなんぞ持っていきたくないんだけど、ま、こちらがメインの仕事だからしようがない。


2001年7月2日(月) 
ソニー・Cyber-Shot・DSC-S85
(ようやく“ジョグダイヤル”の操作になれてきた。でも、このダイヤル、親指操作よりも人差し指で操作できる位置にあるといいのになあ)



「天気が良さそうだから…」と出かけたけれど、良すぎて、まいった。
あまりの熱さに、ダウン。禁酒の“禁”を破って生ビールを飲んでしまった。
小さな雲に太陽がさえぎられて、ほっとした一瞬に、ぐーっとイッキにやってしまった。

2001年7月3日(火) 恵比寿ガーデンプレイス
ペンタックス・Optio 330
(ほんと多機能なカメラだ。でも、このクラスの、このテのカメラにこんなに多くの機能がはたして必要なんだろうか。もっとシンプルでもよかったのに)



恵比寿ガーデンプレイスができる前は、この場所はビール工場。
風向きによっては煙突からホップのいい香りが漂ってきた。一年に一度、工場の一般見学会があってビールの無料試飲もさせてくれたのだ。
この日がことのほか楽しみでありましたが、いまは昔。

2001年7月4日(水) 千葉・館山
キヤノン・PowerShot Pro90IS
(手ブレ補正・IS の威力はたいしたもんだ。いつも感心。高画素なデジタルカメラになるほどブレが写真仕上がりの決定的ダメージの要因になってくる)



久しぶりに千葉の海を見てきた。いつもクルマで行くのだが今回は、いろいろ事情があって電車で館山まで行った。特急「ビューさざなみ」で2時間。
海風のにおいを受けてぼんやり砂浜を眺めていて、すっかり日に焼けてしまった。
2001年7月5日(木) LANCIA LYBRA (station wagon)
キヤノン・IXY300
(ふつう、このような被写体ならオーバー露出になってしまう。地面のハイライト部を探してそこでAEロックして撮影した。露出補正操作するよりずっとすばやく撮影できる)



御殿場でのんびりとクルマの撮影。
森に入る小径に止まってエンジンを切ると、鳥の声がたくさん聞こえてくる。
ペンタックス645N+400oF5.6を杉の木に寄りかかりながらシャッターを押す。1/30秒…。
また、無精して三脚を持ってこなかった…。

2001年7月6日(金) 六本木ソーキそば
ペンタックス・Optio 330
(このカメラ、マクロ撮影モードへの切り替え操作がなければどんなに良かっただろうか。マクロ切り替えのことを考えずに至近も遠景も撮影がしたいなあ)



強い陽射しを見るとよく沖縄の光を想い出す。沖縄といえばソーキそば。
以前、ソーキそばがウマいと聞いてわざわざ羽田空港近くのレストランまで食べに行ったことがある。(それほどソーキそば大好きなんだが、味はかなりガッカリだった)
この六本木のソーキそばは、六本木にしてはバツグンのできであります。


2001年7月7日(土) BENTLEY TURBO R
ペンタックス・Optio 330
(電池のモチの良さに感服。液晶モニターを頻繁に消してはいたが最高画質モードで200カット近く、250MBほど撮影ができた。小さな不満もあるけれど、全体的に良くまとまったカメラだ)



「カメラマン殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降ればよい」てか。
梅雨時は毎日、天を仰いで、これじゃまるで蛙だ、と嘆いていたこともあったが、しかしこのごろは、達観しつつあるのか「雨もまた良し」と思えるようになった。
…歳のせいか。

2001年7月8日(日) 恵比寿
京セラ・Finecam S3
(Optio 330 も小さい軽いと思ってたけど、こっちはもっともっと軽くて小さい。手にして驚いた。もっと話題になっていいと思う。ただ記録メディアがSDカードで、これがイマイチ一般的でない)



一ヶ月ほど前、この店の前の道から建物を数カット。とたんに店員がやってきて「撮影禁止です」と叱られた。
公道からの気楽なスナップなはずなのに…なんか、セチガラい世になってきたぞ。
で、本日は遠くから夜陰にまぎれてコッソリ。どうも、最近、街のスナップがしづらくなったよなあ。

2001年7月9日(月) キヤノンISレンズ
キヤノン・EOS 55+EF100〜400oF4.5〜5.6 IS、RDPU
(最近もっとも頻繁に使用する35o用レンズは、キヤノンのブレ補正機能内蔵の100〜400o、28〜135oの2本の組み合わせ)



もう少しワイドが欲しいときは17〜35oを2本のISレンズにこれに加えるのだが、いかんせんこの広角ズームにはISが内蔵されていない。
ブレ補正機能は望遠レンズに、なんてキヤノンのレンズ設計スタッフは決めつけないで、ぜひ、広角レンズ、広角ズームレンズにもIS機能を内蔵させて欲しいよ。

2001年7月10日(火) 
キヤノン・PowerShot G1



窓が開けられる電車に最近、乗った記憶がない。
暑い夏の日、窓を開けると草の臭いとレールの音が混じった強い風が吹き込んでくる。父は風かみ、ぼくはいつも風しもの座席にすわって風景を眺めていた。

今日、父が死んだ。

2001年7月11日(水) 
2001年7月12日(木) 
2001年7月13日(金) 
2001年7月14日(土) 三条堺町のイノダ
オリンパス・CAMEDIA C-4040Zoom
(早い時期からデジタルカメラを多機種出してきたメーカーのものだけあって、デジタルカメラづくりのツボを心得ている。小さなところの気配りもあって安心して使える)



2年ほど前に三条堺町のイノダ本店が火事になった。その後、もとどおり改修されたが雰囲気は少し変わってしまった(コーヒーの味も、少し変わったような気がする)。
でも、いまこうしていると、生意気な顔をしてここでコーヒーを飲んでいた高校生のぼくの姿が思い出される。
その頃から通ぶって「ミルク入り、砂糖は別にして」と頼んでいた。「コーヒー」と頼むと、ミルクと砂糖を一緒に入れて持ってくるのがイノダふうなのだ。

2001年7月15日(日) 祇園祭
オリンパス・CAMEDIA C-4040Zoom
(約400万画素のカメラだが画素補間処理をして約600万画素もの画像も得られる機能を備えている。処理速度も思っていたより速く画質もそこそこ、こりゃ使えそうだ)



鉾は昔、四条通を東に行って寺町通りを南に下り、松原通を西に向かって各町内に戻った。
大きな月鉾や船鉾が狭い新町松原の角を曲がる辻回しが大迫力だった。
小学生の頃、父がそこによく連れて行ってくれた。
お囃子をする人の中に知り合いがいて、父が声をかけると鉾の上からぼくたちに向けてちまきを投げてくれた。

2001年7月16日(月) 代官山
ペンタックス・MZ-S+24〜90o、SINBI100
(コニカのカラーリバーサルの森羅がモデルチェンジされてSINBIとなった。3種類発表されたのだが、そのうちではISO200のものが好印象っだった)



暑い日が続くけれど、これだけ暑いとメリハリもあってかえって気持ちいいぐらい。
とはいえ、こうした日が続くと、持ち歩くカメラには、つい、軽いカメラを選んでしまう。
MZ-Sは今までのペンタックスのカメラと少し操作手順などが違っていて、まだ巧く使いこなせない。

2001年7月17日(火) 朝顔の蜘蛛の巣
サンヨー・DSC-MZ1
(とてもオーソドックスなスタイルのデジタルカメラで、特別“コレ”といった特徴もないのだが、いま、大人気のカメラなのだ)



その日の気分で我が家から駅までの道順を変えたり、ときにはそのまま六本木の事務所まで歩いていくことも。
けれど、歩くったって、あちこちでスナップしながらふらりふらりと歩いても40分から1時間もあればついてしまう。
本日は、恵比寿駅の裏を歩いて六本木まで、と思ったのだが、あまり暑いもんだから地下鉄の駅に向かってしまった。

2001年7月18日(水) アサヒビールとニコン
サンヨー・DSC-MZ1
(MZ1大ブレークの理由はよくわからんのだが、200万画素クラスにしては大型の1/1.8inch型のCCDを使っていて「画質が良い」との噂がネットに流れているからなのだろうか)



浅草の吾妻橋のたもとのビルにアサヒビールとともにニコン販売が入っている。隣にビアホールもある。
昼頃、ニコン販売のG藤さんを尋ねると「ちょっとビール飲も」と誘われることがよくある。勤務中にええんかいな、とこちらが心配してしまう。
でも誘われれば断れない。なおさらビールのお誘いだ。困るが、ウレシイ。

2001年7月19日(木) 昼ご飯
ペンタックス・Optio330
(Optio330の魅力は小さくてピリッと高級感もあること。そんなに詰め込まなくてもいいのに、と思わせるほど機能も充実していている)



六本木・芋洗い坂のほうに昼ご飯を食べに行った。
カウンターに座ってひとりで食べてたら隣の若い女性がとつぜん「もしもし…」「はっ?」「あのう、タバコ吸ってもいいですか?」
「うっ、ううんーん、…いいですよ、どうぞ」とは応えたけれど、彼女は遠慮して結局、吸わなかった。「いいえ、遠慮して下さい」ってハッキリ言えばよかったと反省。可愛い顔した女性だった。

2001年7月20日(金) 立ちション禁止
オリンパス・CAMEDIA C-4040 Zoom
(このシリーズのカメラは以前から色調がちょっと地味っぽい。とくに緑色の発色再現がおとなしい。SONYのデジタルカメラほどでなくてもいいけど、もう少しハデでもいいのではと思う)



この連休中に、お盆進行で「早く欲しい」といわれている原稿を三つほどやってしまう、…つもり。でも「今日できることは明日やろう」が我がモットーなので、さてどうなるか。

…むかし、ミミズにおしっこをかけるとオチンチンが腫れると脅されたよなあ。京都・御池通。

2001年7月21日(土) ロードスタークラブ夏祭り
富士フイルム・FinePix S1Pro+180o
(画質はいいんだけどなあ、ボディが貧弱すぎる。ベースは初心者用のニコン・F60そのまんま。せめてF70だったらよかったのに…)



マツダのロードスター・クラブ・オブ・ジャパン(RCOJ)の恒例の「夏祭り」に参加。場所は川崎・新子安にあるマツダのデザインセンター。
ロードスターのオーナーでないけれど、いつも招待してもらってる。自称、名誉会員。
横浜の花火大会を遠望しながらみんなでわいわいと食事。ほんと、楽しくていい人たちばかりで、話し込んでいるうちに…花火が終わってしまった。

2001年7月22日(日) FIAT 2000 Spider ?
京セラ・Finecam S3
(この大きさと軽さで、2倍ズームではなく3倍ズームレンズを内蔵してれば、もっと魅力的でもっと話題になっただろうと思う)



もともと「クルマ大好き少年」として育ったわけではないのだが、ひょんなことからクルマの撮影を長く続けるようになった。
外国製の珍しいクルマもたくさん撮影したし、役得というか、乗せてもらったし運転もさせてもらった(豚に真珠、猫に小判)。
でも、いまだに街角で見かけたクルマの車名をすぱっと言い当てることができない。やっぱりクルマおんち。

2001年7月23日(月) 蝉の声
オリンパス・CAMEDIA C-4040 Zoom



事務所がある建物の裏庭から、今年初めての蝉の鳴き声。
締め切ったガラス窓を通してジンジンと、いまも威勢の良い鳴き声が聞こえる。
蝉の声だけなら暑いのを少しぐらい我慢して窓を開けて聞きたいけど、高速道路のクルマの騒音も一緒に聞こえてくるから、これは…却下。

2001年7月24日(火) 店先
京セラ・Finecam S3



さてと、仕事も一段落したし、本日は、カメラを持ってふらりふらりと撮影散歩。
午前中の気温が30度を超えて、午後には38度近くになるだろうと予報しいていた。
そんなもんにメゲるもんか。

2001年7月25日(水) ライカのデジタルカメラ
ミノルタ・DiMAGE 7
(ボディグリップ部が薄くて、そのためホールディング感がイマイチ。そこでグリップに滑り止めのラバーを張り付けたら、ベリーグッド)



あのLeica社と松下電器が提携して今秋からデジタルカメラに本格参入するとの発表会があった。
日本ビクターまで含めた松下電器グループの“総力”を結集させてのデジタルカメラ開発プロジェクトが昨年の秋から始動していたそうだ。
Leicaはレンズなどの設計と生産を担当、とはいうもののLeicaにデジタルカメラ用レンズの大量生産能力などあるはずもなく、松下電器にとってはそのブランド名だけが目的であることは明らか。
2001年7月26日(木) Porsche 911 crerra4
ミノルタ・DiMAGE7
(35o判換算で28〜200oまでのズームレンズを内蔵。このズームはデ28ミリ側で少し樽型に歪むけれど、現行のデジタルカメラ内蔵ズームの中ではピカイチの素晴らしい描写性能を持っていると思う)



DiMAGE7はファインダー液晶表示(EVF)とボディ背面の液晶モニターがアイセンサーで自動的に切り替わる機能を持っている。
でも、アイセンサー部に何かが近づいただけでパッパッと反応して煩わしくて仕方ない。
そこで、EVFオンリーにセットをしてファインダーを覗いてフレーミングするようにして使っている。
2001年7月27日(金) 東京タワー近望
ソニー・Cyber-Shot F505V
(いかにもSONYらしいデザインのカメラ。光学ファインダーがないけれど、まあいいや、と思わせる。使っていて楽しいカメラだ)



このカメラにはズーム倍率5倍のレンズが内蔵されている。DiMAGE7は7倍だし、オリンパスC-700Zは10倍で、ブレ補正機構がない。
画像の高画素化とズームレンズの高倍率化が進めば進むほど「カメラブレ」は決定的な失敗要因となる。手ブレ補正機能は、銀塩カメラ以上に、これからのデジタルカメラにはなくてはならない機能のひとつとなるだろう。

2001年7月28日(土) 盆ダンス(BONDANCE)
ミノルタ・DiMAGE7



恒例の恵比寿駅前の盆踊り大会。
すっかり規模が大きくなって、いまでは「BONDANCE(盆ダンス)」なんていうんだって、はーん。
地域がら外国人も多く、たしかに「ダンス」のほうがいいんだろうなあ。東京音頭に加えて今年はロック調の音頭も流れ、それにもおばさんたちはウマく踊りをあわせていた。

2001年7月29日(日) Vanden Plas Princess 1300
ミノルタ・DiMAGE7
(だんだんと使い方になれてきたぞ。ただ電池の消耗が激しそうで、頻繁にメインスイッチのON/OFFを繰り返して撮影している。今のところ、もっぱらプログラムAEばかり。)



“小さなロールス・ロイス”とよばれることもあるイギリスの名車。
コノリーレザーのシート、ウオールナットのインパネなど内装は高級で、とても丁寧に仕上げられている。
リアシートにはピクニックテーブルもあってゆったりとした広さがある、てなふうにクルマ雑誌では解説する。恵比寿から代官山あたりをぶらぶらしてると、こんな高級なクルマによく出会う。

2001年7月30日(月) 恵比寿南「ブタ公園」
ミノルタ・DiMAGE7
(このカメラのボディ外装は、なんとマグネシュウム合金製。でも、それを説明しても信用してくれる人がほとんどいない。見るからにプラスチッキーすぎるからだ。もったいない…。)



もう夏休み休暇に入っている会社も多くなったんだろうなあ。
今朝なんか、まるで日曜日の朝のように静かであった。誰もいない「ブタ公園」の中を抜けて駅まで。
ふだんは轟々と首都高を走るクルマの音がうるさく事務所の中まで飛び込んでくるのだが、今日はいたって静か。るんるん。

2001年7月31日(火) 都心の未踏地
オリンパス・C-4040Zoom
(ボディデザインは変わり映えしないけれど、きめ細やかな心配りを感じるツクリの良いカメラだ。安心して使えるカメラでもある)



東京の都心にこんな場所があるとは知らなんだ。いちめんの芝生で空も大変に広い。向こうのほうには新宿の高層ビルが真近くに見える。
この日はちょっと遠回りをしてここに来たけれど、もっと近道があるはずで、さっそく調べてみる。
いっとくけど、日比谷公園でも、皇居の東御苑でも代々木公園でも新宿御苑でもなーい。


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