Photo of the Day

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2002年2月1日(金) 『カメラマンEX・Vol.21』
ミノルタ・DiMAGE X
(1月17日の Photo of the Day の内容と同じことの繰り返しになるが、DiMAGE X は無限遠から至近撮影可能距離の25センチまで切り替え操作なしで自在にピントが合わせられる。こうした便利な機能を持ったカメラを使い慣れると、マクロ撮影の時にそのつど切り替え操作が必要な機種を手にしすると大いに戸惑う)



1月30日の発売だからもうすでに書店に並んでいると思うけど、『カメラマンEX・Vol.21』(モーターマガジン社)の構図特集ページにちょっと役に立つ付録が付いております。「構図判定スクリーン」と名付けたもので、撮影して出来上がった写真プリントや35mmポジフィルムにそれを重ね合わせて自分自身で構図を判定しチェックする。構図、フレーミングに悩んでおられる方には、きっと、おそらく、たぶん、利用価値が高く効果もあるんではないかと思います。露出やピントと違って構図は"基準"がまったくないために教えるにしても大変に難しい課題の一つなんであります。でも、この「構図判定スクリーン」を利用することで、構図を判断するときの"とっかかり"がわかるのではないでしょうか (本日は宣伝モード) と思いますので、ぜひ買って読んで、利用してみてくださいね。
2002年2月2日(土) 冬の朝
ミノルタ・DiMAGE X
(DiMAGE X を使っていて困ったことはファイル名が"連番"で記録できないこと。記録メディアをフォーマットしたり入れ替えたりすると、そのつどリセットされて0001から始まってしまうのである。だから撮影画像を保存しようととりあえずひとつのホルダーに入れようとすると「ファイル名が同じだ」という警告が出て、そのたびにリネームしなければならない)



ビヒダスヨーグルトは好きです。酸っぱいだけの(ように感じる)プレーンヨーグルトもそれなりによいとは思いますけど、この、なんとも言えず"日本的"なヨーグルトの味がいいのであります。
京都のぼくの家の玄関にも木製の牛乳箱が打ち付けてあって…森永だったろうか明治だったろうか…早朝、牛乳屋さんが瓶をガチャガチャ音立てながら自転車でやってきてゴトンッと入れていくのをコタツの中から聞いていおりました。むかしむかしの冬の朝のことです。
2002年2月3日(日) コンパクトデジタルカメラの"定番"設定メニュー
キヤノン・PowerShot S30
(ぼくが慌て者でせっかちな性格のせいだとはおもうけれど、スライドバリアを閉じるときによく"脱線"してしまう。ま、脱線してもすぐに"復旧"するからたいした問題ではないが、このスライドバリアというのはスムーズに開閉動作させるには技術的にいろいろタイヘンなようだ)



頻繁に電源のON/OFFをおこなう。フレーミングは光学ファインダーを覗くことはなく見にくくても液晶モニターを見る。撮影モードはプログラムAEオンリー。画像サイズは最大記録画素数で。画質モードはノーマルまたはファイン。基本的に、ホワイトバランスはデーライト、ISO感度は100、フラッシュ発光停止。露出補正モードは利用せずAEロック操作でごまかす。これが、コンパクトデジタルカメラで撮影するときの、最近の定番メニュー。
2002年2月4日(月) プロのフォトグラファー志望
キヤノン・EOS-1D+EF16〜35mmF2.8L
(新16〜35mmを使っていて思うことは、これに手ブレ補正機構のISが組み込まれていれば鬼に金棒なんだけどなあ、と。手ブレ補正は必ずしも低速シャッタースピードのときにだけ効果的というわけではなく、ブレるかブレないかのぎりぎりのシャッタースピードでも確実に効果を発揮してブレの目立たないシャープな画像を保証してくれるものなのだ)



若者が「プロのスポーツ・フォトグラファーになりたいんだけど…」と事務所に相談に来た。いま、働きながらラグビーを専門に撮影をしているという。彼はカラーネガで撮影を続け、ごっそりと手札サイズの写真を持ってきて「見てくれ」というのだけれど、そんな大量の写真を見せられてコメントを求められても困るんだよなあ。中に明らかに露出アンダーの写真があって「どうしてこんなふうに写ってしまうんでしょうね?」とぼくに質問。これは露出が不足でね…シャッタースピードと絞り値で露出を決めて…と写真の基礎講座を始めてしまいました。ともかく写真の勉強を大急ぎでやって機材を揃えなきゃ(EOS Kissとズーム1本だけ)、プロとしてやっていくのは難しいぞ、と説教してしまいました。
2002年2月5日(火) 
2002年2月6日(水) 車体番号の職権打刻
キヤノン・EOS-1D+EF28〜70mmF2.8L
(28〜70mmF2.8クラスの大口径標準ズームは、どこのメーカーもそろそろモデルチェンジの時期に来ているようで、もうすでに"大幅に"モデルチェンジしたメーカーもある。キヤノンもミノルタもペンタックスからも、もうそろそろ今年あたり新製品が出るんではないかなあ)



昨年の12月にようやく待ちに待ったクルマがやってきたのでありますが、書類の記載上のちょっとしたミスに始まってシャーシナンバー、エンジンナンバーとの照合がとれず、ずーっと約1ヶ月以上、仮ナンバー生活。あれやこれやの紆余曲折があって、やっとこさ正式ナンバーが取得できたと思ったら、おやおや今度は陸運事務所で検査官がおこなった職権打刻の打刻ミス。で、もう一度、車体ナンバーの打刻のやり直しに鮫洲まで行ってきました。でもこうしたややこしい手続きは要領のわからないぼくにはできない。あれこれいっさいをこころよくやってくれた知人に感謝、感謝だ。状態は30年以上も前のクルマとは思えないほど、エクセレント!でありますぞ。
2002年2月7日(木) 縦位置撮影のときのカメラの構え方
キヤノン・EOS-1D+EF16〜35mmF2.8L
(1Dのノイズ発生に対処するための新しいファームウエアが発表された。キヤノンの指定のホームページからダウンロードできるのだが、ぼくはまだそれをやっていない。おそらくだが、ファームウエアのバージョンアップをいったんおこなってしまうと、もし万が一、不具合があったとしてももとに戻せない。今のところノイズはぼくはぜんぜん気にならないし、もう少し様子見)



縦位置撮影をするときカメラをシャッターボタンを上に持つか下にして構えるのか、どちらがいいのか、と尋ねられることがある。どちらでもお好きなように、と答えるとまるで木で鼻をくくったようであるが、ほんと、どちらでもいいと思う。実はぼくはいろいろ状況に応じて反射的にシャッターボタンを下にしたり上にしたり構える。ただ、基本的には、広角系のレンズのとき、あるいは高速シャッタースピードのときはシャッターボタンが上、望遠系のレンズをセットしているとき、または低速シャッタースピードのときはシャッターボタンが下、のことが多いようだ。
2002年2月8日(金) 
2002年2月9日(土) 再び、三浦半島
ペンタックス・Optio 430
(ペンタックスはもともと小さなカメラを作るのが「得意」のメーカーである。ちょっと小ささに拘りすぎているという気もしないでもないが…このへんの弊害が最近の一眼レフカメラに少し出ているのだが…、でも、その小型化の技術力がコンパクトデジタルカメラには、ウマく生かされているようにも思う)



昨年の11月頃、三浦半島を半日のミニトリップしたばかりだが、再び三浦半島に、今回は撮影の仕事で一泊二日の旅。半島の先端部にある、ちょっと不思議な雰囲気を漂わせた巨大なホテルに泊まったんだけど、その部屋はまるでマンションの一室のようで、リビングやら寝室、小部屋などに分かれて、台所まである。がらーんっとした殺風景な室内に一人で寝ていて、オバケでも出るんじゃないかと思わせられ、ぼくは楽しかったのだけど、一緒に行ったモデル嬢は「怖くてほとんど寝てない」と言っておりました。
2002年2月10日(日) 県立城ヶ島公園
ペンタックス・Optio 430
(ちょいとばかり起動時間が遅いのが気になるが、しかしそう感じるようになったのは、つい最近、起動時間1.8秒というDiMAGE Xを使ったばかりだからかも知れない。頻繁にメインスイッチをON/OFFしてれば、小さな電池だが結構、長持ちする)



城ヶ島大橋を渡ってすぐ右の道を進めば県立城ヶ島公園に突き当たる。この日は海からの猛烈な風で、まっすぐに立っていることさえもどかしくなるほど。下に見える小さな灯台に向かおうとしたが諦めた。その人影もまばらな公園の、びゅんびゅん吹き抜ける海風の中で、二人がベンチに腰掛けてじっと語らっておりました。その向こうに電力風車が二機見えるが、高速で回転中。
2002年2月11日(月) カウレンジャー!
ミノルタ・DiMAGE X
(「タナカさん、見た? DiMAGE X のテレビコマーシャル、スゴイようっ、どうしたんだろうね、ミノルタ…」と聞かされていて気になっていたのだが、とうとう見ましたよ、ぼくも)



そのコマーシャルを見て、おいおい、ソレはないんじゃないかい、と云いたくなりました。ハズかしいからもうDiMAGE X を持って出かけるのはヤメにしようか…と思ったほどでありました。でもねぇ、きっと大きな広告代理店が商品 (DiMAGE X だ) のコンセプトを理解したうえで、それなりに充分にリサーチもして、ユーザーターゲットを決めて、商品が理解され、購買力に結びつくように、才能のあるクリエーターに依頼して"大金"かけて作ったコマーシャルなんだろうから、そうカンタンに文句を付けちゃいかんとは思う。「広告はすぐれた文化批評」でもある。アレにはなにか"メッセージ"が隠されているのかも知れない。もう一度、マジメにじっくり見てみよう。(けど、正直、最初に見たときは、あっけにとられてしまいました)
2002年2月12日(火) 
2002年2月13日(水) 早朝撮影
ペンタックス・Optio 430
(Optio 330と430との違いは300万画素と400万画素との違いだけ、と思っていたけれど、色づくりというか画像のチューニングや発色傾向、AFの測距性能などが、後発の430のほうがいいように思う、てなことを Pentax の関係者に印象を述べたら「そうなんですよ、確かに」と)



昨日、久しぶりの早朝撮影。5時頃に真っ暗な恵比寿を出発して幕張に向かったのだが、レインボーブリッジの上を過ぎる頃からゆっくりと夜が明けてくる。その風景はそりゃあ素晴らしいもんでありました。こうした東京の景色は世界に誇ってもよい"一級品"だと思う。
幕張に着いて明るくなるのを待ちながらぽつりぽつりとクルマの撮影を始める。本日はペンタックスの645N2を使っての撮影で、ま、いちおうコマーシャル撮影なのでポラで撮影もしたのだけれど(クルマの撮影は長年やってきてるのでポラを使うことなどほとんどないがこの日はクライアントも同席だったので"礼儀"としてポラを使用)、しかし寒くて現像がなかなか進まない。待ってるのもめんどだし、それに通勤の人やクルマも走り始めてきたので、勝手に撮影をどんどんすすめて「はい、おしまい」。
2002年2月14日(木) カウレンジャー! その後
ミノルタ・DiMAGE X
(もし、そのカメラのデキが良ければ、当初、開発企画陣がユーザーターゲットと見定めていた人たちよりも"数段上"のクラスの人たちまで含めて購買層はぐんと広がる。「このクラスの人たちにはこの機能があれば充分だ」とメーカーが勝手に思い込んで商品化させたけれど、予想していたよりも"上のクラス"の人たちがそのカメラを買って「こんな中途半端な機能じゃ物足りない」と大ブーイングが起こるということがいままでに(ミノルタでは!)たびたびあったはずだ)



カウレンジャーのCFを何度か見直して感じたことだけど、ミノルタは、あのカメラのターゲットとしているユーザー層を「ごくごく一般の人たち」に向けているようなのだ。カメラも写真も日常の生活の中ではほとんどどーでもいいような人たちに、しかしデジタルカメラがブームであることの認識はあって手軽で軽い小さい薄いモノがあれば買ってみてもいいかな、なんて思っている人たちに、とにかく「ディマージュ・エックスがあるゾ!」と大声でメッセージを伝えるためのCFなんだよね、あれは。確かにツクリはダサイけれど(そのダサイことも折り込み済みの確信犯)、短期間で、要点だけを、確実に伝えるためには(じっくり繰り返しCFを流すには大金がかかるのだ)、ああした"キワドい"ものじゃないと効果は出ない。その目的はある程度は達成されるだろうけど、副作用も大きいだろうね。
そのテレビCFはココで見ることができる。なお、カウレンジャーではなくカウンジャーであります。どうでもいいけど…。
2002年2月15日(金) 仕事はかどらず
オリンパス・CAMEDIA C-3100 Zoom
(オーソドックスな、いや、だからこそ安心して使いこなせるデジタルカメラで、信頼感も高い。オリンパスは同じようなスタイリングのカメラを何機種も発売してきているが、おそらく、このスタイリングのカメラとしては3100が最後の機種となるんではないか。300万画素クラスの機種の中では「この機種がいいよ」と人に薦められるカメラのひとつだと思う)



忙しくてやらなくちゃいけないことが山積しているが、しかし遅々として進まず。気持ちだけ焦る。やるべきことを小さな紙にメモして、それをパソコンのディスプレイの縁に張り付けていて、「さっさと仕事しろよっ」と自分に言い聞かせている。片づいた仕事からはぎ取って捨てているのだが---これを剥がすときが、楽しい、けれどほとんど張り付いたままで、いや、だんだんと数が増えてきている。
2002年2月16日(土) 
2002年2月17日(日) 仕事はかどらず、昨日も
オリンパス・CAMEDIA C-3100 Zoom
(たぶん、3年ほど前に発売された200万画素のC-2000 Zoomが、このカメラのスタイリングのモトだったと思う。それ以来、このスタイリングをほとんど替えず、しかし"手を替え品を替え"何機種も発売してきた。で、そのいずれの機種にもハズレはなく、いや、新しい機種が出るたびにますます完成度を高めていったのには驚かされる)



朝、自宅を出て地下鉄の駅に向かうまでのあいだに「今日はアレとアレを片づけてしまおう」と予定を立てながら事務所に向かう。ところがどっこい、その予定がいかにアマチャンであるか。帰路、ふたたび地下鉄の駅を出て自宅に向かうあいだに「今日も予定の1/5も終えてないじゃないか…」とがっくり肩が落ちる。本日も、まだ暗い5時半ごろ、とぼとぼ駅まで歩きながら「今日はアレだけはガンバッテかたづけるぞ」と意気込んできたけれど、さて…。
2002年2月18日(月) 米国大統領来日で大渋滞
ペンタックス・Optio 430
(通常の撮影モードと夜景撮影モードのふたつの撮影モードがある。違いはシャッタースピードの連動範囲で、通常撮影モードでは下限が1/8秒、夜景モードでは1秒まで。もちろん、夜景では通常モードと違った画像処理をほどこしているんだろうけど、よくわからん)



結局、昨夜は7時半頃いったん自宅に戻って食事をして、あれこれかたずけものやらなんやらかんやらしたのち、数時間眠って、午前1時にまた事務所に舞い戻ってきた。ようやく夜がしらじら明ける頃に、大物をひとつかたずけてから、朝の六本木を散歩。米国の大統領が来ているから、飯倉片町の交差点では一台づつ車両検査をしていて、そのため大渋滞。ドライバーのいらだつ表情が朝陽をあびてくっきりと見える。さて、残りのものも大急ぎで片づけなくては。
2002年2月19日(火) 
2002年2月20日(水) 春近し
キヤノン・EOS D30+EF28〜135mmF3.5〜5.6
(オートホワイトバランスモードで人物のアップを撮影したりするとブルー・シアンが強く出てしまって"とんでもない"表情になってしまう。これは女性のポートレートなどでは困ってしまう。もっぱらデーライトモードに固定して撮影する。これなら文句はない)



目を釣り上げて仕事をしていて、いやに明るいなあ、と感じて壁を見てみると夕方の光が事務所の部屋に射し込んでいる。だんだんと太陽の光が夏に向かって移動しているのがよくわかる。もうすぐ春なんであります。昨夜も徹夜。本日は、残った1〜2本原稿を片づけて、それから2週間ちかくの出張…。
2002年2月21日(木) 
2002年2月22日(金) フロリダであります
京セラ・Finecam S3x
(Finecam S3xはS32倍ズームレンズ内蔵のS3の後継機種。もっとも大きな変更点は内蔵ズームが3倍になったこと、内蔵フラッシュがリトラクタブルになったことなどなど。大きさはPentaxのOptio 330とほぼ同じくらいだが、ずーっと軽いなあ、という印象)



ばたばたしたまま飛行機に乗ってしまって、あれも忘れるこれも忘れる。ほんとしかたないなあ…。アメリカンエアラインに乗ってダラスフォートワース空港で乗り換えてフロリダのオーランドに。ロッキー山脈を下に見る。
そう、今週末からアメリカのフロリダ州で全米最大のカメラショー(PMA)が開催される。その取材などなどであります。デジタルカメラも、アメリカ市場は巨大なマーケットであるので、このショーに向けて各メーカーは新製品を用意している。このPMAショーは昨年からデジタルカメラの出展が極端に多くなり逆に銀塩フィルムカメラはすっかり影を潜めてしまった。ただいまは現地時間、22日午前5時。
2002年2月23日(土) セントピーターズバーグは雨…
京セラ・Finecam S3x
(新S3xは旧S3に比べて起動時間が少し速くなったような気もするが、しかしそれでも、スパッ、というわけにはいかない。いま使用してるのはベーター機種だからナンとも言えないけれど、もうちょっとスピーディーに起動するようになれば、こりゃいいカメラだと思う)



昨日、22日はオーランドの北のほうジャクソンビルからイッキに300マイル以上を南西方向に走る。というのも、雨また雨なので半島の下に行けば何とかなるんじゃないかと期待を込めて、ふたたびメキシコ湾側のセントピーターズバーグに来たのだけれど、ここも雨。昨年は抜けるような青空のここの風景に感動したけれど、今年は大雨で、しかしこれはこれでぼくはまぁいいかと思っている。同行者のみなさんにはかわいそうではありますが。「しょうがないねえ、ステーキでも食べて明日を待とうか…」と相成りました。ただいまは23日、午前7時。
2002年2月24日(日) 豪雨の中をオーランドに到着
京セラ・Finecam S3x
(PMAの前夜祭---というほどのモンではないけど---で東芝のブースに、このS3xのOEMが参考出品されていた。旧S3もいくつかのOEM機種があったけれど、こんなにはやくそれが見られるとは思ってなかった)



メキシコ湾側のセントピーターズバーグは早朝から大雨、豪雨。「思い切って大西洋岸に行ってみようか…」なんてメチャなことを考えたけど、天気予報を見るとどこも雨。で、結局、となり街のタンパ(いい街だ)で少し撮影をしてから4号線を走ってオーランドに。もちろん、ここも大雨。
翌日は、つまり今日だけど、雲ひとつない快晴であります。しかしPMA会場は大きな体育館のような建物の中なので天気なんぞ関係ない。さてと、(あんまりノリ気じゃないけど)がんばって仕事してこようっと。ただいま、24日、午前7時半。
2002年2月25日(月) 
2002年2月26日(火) オーランド・コンベンションセンター
オリンパス・E-20
(PMA取材用のE-20を持ってきた。が、こうしたドタバタした撮影にこのカメラが不向きなことをぼくは痛いほど知った。E-20はじっくり腰を据えてワンカットづつフレーミングにも気を配りながら撮影する"上品な"カメラだ。そうした使い方をすればきちんとそれに応えてくれるカメラでもあるのだ、ということを体験しました)



ようやくPMA取材が終わりました。明日26日まで開催しているのだが、ぼくはもう、いいです。せっかくの快晴なのに2日間も外にも出ずがんばって"体育館の中"のようなところにいたんであります。本日なんぞ、朝早くから記者会見ひとつ、インタビューが4件、その合間を縫って久しぶりの人たちにあちこちであって話をしたり、撮影と取材をしておかなくてはならないブースを駆け足でまわり、終わったら対談が1件、と一日中走り回って、もうくたくた。
でも、明日は早朝から、快晴のフロリダ州をクルマで走り回る予定で、さあ、もうそろそろ寝なくちゃ。ただいま、25日、23時40分。
2002年2月27日(水) テキサス州ダラスFW空港
オリンパス・E-20
(画質や撮影機能などにはモンクはないんだけど、書き込み速度の遅さや4〜5カットでバッファメモリーがいっぱいになって、にっちもさっちも、になってしまことが使っていてツラかった。いいカメラで、好きなカメラなんだけどなあ)



早朝、せっかくなんだから…、と再度、セントピーターズバーグに向かう。もう、これぞフロリダっ、というような快晴。気分もるんるん。ビールを飲み、メキシコ湾を眺め、太陽の光を燦々と浴びながら、南下。おい飛行機に乗る時間に間に合わなくなるぞ、と誰かが言って大急ぎで4号線を走りオーランド空港に戻る。夜遅く、ダラスFW空港に着く。寒い。あとは空港内のホテルに泊まるだけ。
本日は、27日、午前6時、マイナス7度c、フロリダとの温度差、約20度c。これから成田に。
2002年2月28日(木) 

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